知らないとヤバイ!PCとスマホの情報セキュリティーの話

知らないとヤバイ!PCとスマホの情報セキュリティーの話

 パソコンが1970年に生まれてから、長い年月が経ちました。現在では絶対的な普及率によって、もはや誰もが当たり前のように利用する機器となって、スマートフォンという携帯できる小型のパソコンまでが一般化するまでにいたりました。しかしその一方でPCに対する知識や情報セキュリティーに対する意識といったようなものは伴っているとは言いがたい状況です。特に最近ではコンピュータウイルスやマルウェア、そしてフィッシング詐欺に加え、ワンクリック詐欺やランサムウェアといったような物等までが日本でも猛威を振るい始めている為、全く何も知らない状態でネットやスマートフォンを利用する事は非常に危機だと言えるでしょう。しかし、このサイトではそんな難易度が高いと思われがちなPCとスマホの情報セキュリティーのお話について優しく紹介していきますので、このチャンスに安全なスマートデバイスの利用について勉強していきましょう。

最近話題の不法流出はどうして起こったのか?

 最近、日本年金機構が不法アクセスによって125万件もの年金情報を流出させてしまった事件がありましたが、これに関して、「なんてずさんな情報管理なんだけしからん」と思った人はかなり多いかと思います。確かにニュースを見る限りでは確かにかなり情報セキュリティーに関して穴があったみたいですが、それより上に最近のサイバー犯罪の手口は巧妙化していて一般の企業に勤めている人物でも、ひょっとしたと引っかかってしまう確率があります。特に最近はプライバシーマークを殆どの企業が取り入れていることから個人情報への取り組みが進んでいる一方で、情報セキュリティーに関しては何となくわかっている程度の人や、新人に至ってはスマホネイティブの時代の人間だとコンピュータウイルスの存在すらも知らなかったという状況。また、自分自身が気をつけていても家族や、子供が引っかかってしまうということもあり得ますし、場合によってはデジタルネイティブ世代でも引っかかってしまうようなサイバー犯罪もあったりすることから、一概に年金機構だけを責めるという事は出来ない物となっています。

ハッカーですら引っかかる最近の手口

 さらに、現在では「実際のハッカーの88%が自分がハッキングされることを心配している」というデータがあります。また実際に悪意のあるクラッカーが企業を狙う時にもっとも狙われる標的が、契約社員で40%、次点が30%に当たるのがIT管理者となっているというデータまであります。これは契約社員が企業のセキュリティー・ポリシーの対象となっていないことが多いという理由によるものと、IT管理者がRoot権限といった強い権限を持っていることが多いという事情によるものだといいます。一見知識がなさそうな人間を狙いそうなものですが、以外にも最も知識のある人を平気で狙って、データを全部手中に収めようとすることが多いということなのです。これは、自分は大丈夫だと思っている人ほど危険だということだともある意味言えるのではないかと思います。

最新の知識はIPAで仕入れよう

 そんな悪いハッカーであるクラッカーから見を守るための、今日からできる情報セキュリティー対策は、最新のサイバー犯罪に関する情報を仕入れるということになるかと思います。といっても、どこを見ればいいのかよくわからないという人も多いかと思います。そこで、今現在IPAという情報処理推進機構にて最新の情報セキュリティーに関する知識を学べるようになっているため、そこでの重要なセキュリティー情報にかんしてある程度目を通しておくというのがよいでしょう。最近ではファイルなどを人質に金銭を要求するランサムウェアやAndroidアプリの脆弱性に関する学習項目がありますので、これを期に少しだけ勉強してみるのもいいかもしれませんね。

ウイルスセキュリティーソフトは必ず入れよう

 次にできることは総合情報セキュリティー対策ソフトをパソコンに入れることになります。ただ、よくあるのは偽物の情報セキュリティーソフトを入れてウイルスに感染してしまったりや、点検商法と言われる詐欺を働く詐欺ソフトをPCの中に入れてしまうということがあります。もし、そう言った事が不安であれば、お店で売られているカスペルスキーの総合セキュリティーソフトを買ってきて入れましょう。もしカスペルスキーがなければ性能は若干劣りますがMcAfeeなどもオススメです。次点でノートンかウイルスバスターとなるかと思いますが、ウイルスバスターに関しては不具合があったりや、販売元のトレンドマイクロのサイトが改ざんされウイルスをダウンロードしてしまう状態になっていたりとかなりセキュリティー会社としては致命的な事をやらかしているのでオススメ出来ません。また間違っても安いからといってスーパーセキュリティZEROといったソフトを買うのもあまりオススメできません。予算があまりないのであれば、「アバスト!無料アンチウイルス8」や「AviraFreeAntivirus」というフリーのウイルス対策ソフトを使うことをオススメします。しかし、この場合はフリーですので、サポートなどを受けることが出来ませんのでそこだけは注意しなくてはいけません。

ウイルス対策ソフトの注意点

 特に誤解されがちなのが、沢山のウイルス対策ソフトやセキュリティーソフトを導入すればより安全になるんじゃないかということです。確かに会社の警備だったり、家のセキュリティーといった物理的なセキュリティーに関しては、より安全にするために様々な物を取り入れたほうが安全になりますが、ウイルス対策ソフトやセキュリティーソフトの場合は違います。これは基本的にウイルス対策ソフトが一つのパソコンに一つ入っている状態で正常に動作するものになっているので、もしも間違えて複数入れてしまったりすると、機能が動かなかったりや、最悪の場合パソコンが動かなくなってしまう場合もあります。勿論、ファイヤウォールとウイルス対策ソフトと機能が重ならない物を複数入れるのは問題ないのですが、あまり良くわからなければ全部入りで性能が高く、信頼が厚いものを選ぶのが一番です。

他にも注意点がある

 また、実際にウイルス対策ソフトを導入してみたら、実際にウイルス感染した場合にどんな風に動くのかを確認してみてください。何故それが重要かというと、物によっては、ウイルスセキュリティーソフトの挙動と見せかけて悪さをするウイルスも中にはあるからです。勿論、「その挙動を確認するためにウイルスを入れたら本末転倒じゃないか?」と思った方もいるかもしれません。しかし、ご安心を、カスペルスキーやノートンを販売しているシマンテックなどでは、これらの動作を確認するための「EICAR」というテスト用ウイルスファイルを公開しています。これは勿論本物のウイルスではなく、「EICAR-STANDARD-ANTIVIRUS-TEST-FILE!」というメッセージを表示して、OSに制御を戻すだけの代物で、実害はおろか勝手に他のパソコンにも感染することはありません。是非、カスペルスキーやシマンテックのサイトやEICARの公式サイトなどでこのダミーウイルスをダウンロードしてみて、実際にどんな挙動をするのか予習しておきましょう。

最新のサイバー犯罪は凄い

 さて、「とりあえずウイルス対策ソフトを入れたから安心だ」と思っている人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。最新のサイバー犯罪は高度に巧妙化されているため、ウイルス対策ソフトの定義ファイルを更新するように、しっかりとした新しい知識を頭にインストールする必要があります。そのための最新の手口と、現在のサイバー犯罪の現状について次のページで学んでいきましょう。